発達障害の子が伸びる幼稚園&保育園選びのコツ

こんにちは。はまごです♬

今日は

発達障害の未就園児さんに向けた内容となります。

低年齢のうちに発達障害が判明するケースは少ないかと思うのですが、私がブログやツイッターで何回もお伝えしている通り、1日でも早く発達障害が判明して療育を始めたほうがいいと考えると幼稚園や保育園も早くから情報収集や見学するのがオススメになります。

まず、そもそも幼稚園や保育園に行ったほうが良いのか

現代では99%と言ってよいほど、就学前に幼稚園か保育園に通っている子がほとんどとなっています。

目的は様々ですが、発達障害児が幼稚園、保育園に通う目的は何でしょうか。

それは

集団行動を学ぶ

ことだと考えます。他にも個々のコミュニケーションを学んだり、基本的生活を身につけるなど幼稚園、保育園の役割は多岐にわたってあります。

そうなると、我が子は集団行動をしていけそうか考えてみてください。最初は苦手でも成長していけそうなら通う意味はあると思います。

集団行動がまったくもって無理そうなら、幼稚園保育園に無理やり通うのではなく、個を伸ばすスタイルで育てたほうが親子ともに幸せになれると思うのです。

ツイッターにも書いたのですが、メディアアーティストの落合陽一さんは幼稚園には通っていたものの日替わりで専門の先生が自宅にいらして教育を受けていたとのこと。

ただ、公立小学校に通う予定ならば集団行動は必須のスキルになります…。幼稚園保育園に通わず、いきなり通うのはツライかもしれません。支援級や支援学校でしたら対応してもらえる場面もあると思いますが、基本的には皆で動くことになるはずです。

もし、幼稚園保育園に行かずに公立小学校進学の予定でしたら、身近な集団を経験しておくと役に立ちます。

療育に通う

習い事をする(なるべく少人数制または発達障害専門)

キドキドのような時間制で遊べるところに定期的に連れて行く

LITALICOジュニアのようなSST(ソーシャルスキルトレーニング)ができる場所に通う

地域のお祭りやイベントに参加する

タイプ別 幼稚園・保育園の選び方

幼稚園は園によって特色にバラツキがあるので我が子がどうなって欲しいか、で選ぶとよいと思います。

下記の表は、私が考えるタイプ別の合っている幼稚園になります。

タイプ
特色
積極型人見知りのんびり屋
マンモス園 ○
運動系 ◎
勉強系 ○
どろんこ派 ◎
アート系 △

同じ発達障害でも、お友達とのコミュニケーションはあまり得意じゃないけれど、数や動物、植物、天体などに興味が強い子もいますよね。そういう子は勉強に力を入れている幼稚園だと能力を発揮できるかもしれません。

また、言葉数は少ないけど絵が大好きだったりひとつのことに過集中する子には、少人数制で外遊びより工作の時間が多い園にするのも子どもを伸ばせる園選びとなります。

場合によってはNGな選び方

よくありがちなのが、

ウチの子は人見知りでコミュニケーション力がないからお友達がた〜くさんいる園にしよう!

のんびり屋さんで運動音痴っぽいから、スポーツもプールもバンバンやる幼稚園に行かせたい

というもの。

基本的に発達障害の子育ては、

少人数制

得意なことを伸ばす

のがいいと個人的には思っています。

なので、親が○○させたいとか、苦手を克服させたいという願望で幼稚園を選んでしまうと、子どもにはキツイことがあります。定型発達児なら努力で伸びることも発達障害の子どもにはやりたくてもできないこともあります。自信を失わせないように選べるとよいですね。

それと、入園の面接で発達障害の特性が園の方針と合わないと断られてしまうこともあります。そういう点からも苦手分野を伸ばすのではなく、得意な分野を伝えられたほうが受かりやすいと思います。

上でも書いた通り、幼稚園に断られてしまったら療育機関や独自の教育をしていけば大丈夫です。

では、保育園は?

幼稚園は教育機関なので、それぞれ特色がありそれに合わせればよいですが、保育園の場合はどうでしょうか。

保育園も最近では、教育に力を入れているところが多くなってきています。

・英会話

・モンテッソーリ

・リトミック

・ダンス

・スイミング

・スポーツ

などなど

ここでも、強みを活かす・好きなことを伸ばすようにするのが発達障害児を育てる上で重要なことになります。

なぜ、苦手なことをやらせないのかというと、苦手なことを先にさせて克服させるより、好きなこと・元から得意なことを体験して積み重ねていくと自信がつき、苦手なことも少しはやってみようかな…という気になっていくと、我が子の子育てを通じて感じているからです。

幼稚園と同じように、子どもが好きなことがある保育園ならよいでしょう。

現実問題として

保育園は待機児童の問題で希望の園に入るのは難しくなっています。ハム太も待機で遠くのへんぴな保育園に8ヶ月通いました。そこは教育が素晴らしかったので転園したくなかったのですが、主人の仕事の都合でお迎えに行けなくなったのでやむを得なく退園となりました。

もし、保育園にする場合で好みの園を選べない状況の場合は、

人数が少ないアットホームな園

保育ママ

が発達障害の子にはよいと思います。保育ママは自治体によりけりですが、低年齢保育が多いのでまた転園の可能性はありますが…。

転園すると可哀想、と思うかもしれません。我が家も月極では3園行きましたので、可哀想と思ったものです…。しかし、大人が思うより子どもは慣れるのが早いんですよね〜。それと、色々な園に行くことで先生・お友達・園のシステム、たくさんの体験ができます。特性で決まった人、決まったルーティンじゃないとパニックを起こす場合は転園しないほうがいいですが、そうでない場合はソーシャルスキルが高まる経験になります

まとめ

我が家のハム太は保育園卒園なのですが、幼稚園に行っていたら、もう少し早く発達障害に気がついて対処出来ていたのかなと思うときもあります。

ですが、アットホームな保育園だったのでハム太の好きなことをみつけてくださって、それを習い事にしたこともありました。工作をとことんやらせてくれたり、帰りはいつも最後のほうだったので色んな先生が電車話にずっと付き合ってくれたり。大人にスッと入っていけるのは、この保育園のおかげかもしれません。トイトレもお箸の持ち方も私がピリピリしなかったのは保育園でしっかり教えてくれたから。

幼稚園・保育園に限らず、大好きなことをとことんやらせてくれる融通がきく園に入れると親子ともに幸せだと思います

最後に、世間体を気にして幼稚園保育園に入れなきゃ、と考えてしまうママへ。

私も世間体を考えてしまうときが今でもあります。特に発達障害なのに普通級にいるから『迷惑かけないようにしなきゃ』と敏感になっているのですが、そんなときは

⚫世界中のこと、学校に行きたくても行けない子どものことや病気で早くに亡くなる子どものことを考えたり、

⚫外国の教育を調べたり(メリットデメリットはありますが日本の教育ってガチガチだなぁって感じますよ)

⚫大自然の写真を見たり

しています。そうすると、今、自分が子どもに強制していることがバカバカしく感じてくるんです。良かったらやってみてくださいね。

では、また♡

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