感覚過敏の子の服選びは大変!対処しながら自分で選択していく大事さを学ぼう

こんにちは。はまごです♬

皆さんは子どもの服をどうやって買っていますか〜?全部親のほうで選んでるよ、って人もいれば、『ウチの子は服選びにうるさくて!』と一緒に買いに行って選ばせる人もいると思います。

我が家の場合は、今のところ私が通販で私の趣味で買っているのですが、服の素材にうるさくてイヤイヤ着てるものもあったりします。昔は着たくない!と思ったらとことん着てくれなかったり…。

逆に気持ち良い素材があると、自分から『コレ気持ち良い』『コレ気に入ってる』と語ってくれます。

ついでに、デザインについてもうるさくなってきていて、昨年までは派手な色が好きだったので黄色メインで赤なんかも選んだりしてたのですが、めっきり黒・紺がイイと言うようになりました。

私が派手な色を選んでいた理由がもうひとつあって、それは、

派手色を着ていると明るい子に見える

ということなんですね。

お友達関係に心配もあったし、低学年時に学童で上級生からいじめられたりしたので、派手な色を着せて威嚇じゃないけど、威圧感放っといたほうがいいか、みたいな(笑)少なくとも活発には見えますよね。

話が少しズレましたが…

触覚過敏のお子さんがいるお母さんは、素材に気をつけていると思いますが、もしお子さんが発達障害のグレーゾーンで服を着たがらないときは素材が関係してるかもしれません。どの服のときに嫌がるかメモしておくと発見があるはずです。

触覚過敏には何の素材がよいのか

結局、触覚過敏があって服を着るのをイヤがる子には、何の素材がいいのかについてですが、

その子の気に入る素材

という一点になります。スベスベのスムース素材が好きな子もいれば、同じ素材でもまとわりつくようでイヤ!という子もいますよね。

その中でも、

こんな素材がオススメというものを書き出してみます。

⚫綿100パーセント

いわずもがな、肌に優しい素材の代名詞。中でもオーガニックコットンが人気。オーガニックコットンは3年以上農薬や化学肥料を農地に使用していないところで有機栽培された綿です。肌にも環境にもよい素材。

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⚫綿☓レーヨン

レーヨンは木材などのパルプからできていて、綿と組み合わせることで綿だけより肌触りがよくなる。洗濯においても綿だけよりガサガサになりにくい利点も◎

⚫シルク

これもツルツルで肌触りがよく有名な素材ですね。価格が高く洗濯が難しいといわれていますが、最近ではコットンシルクのように洗濯が自分でできるタイプのものも。

⚫麻

少数派かもしれませんが、ツルツルだと逆にイヤという子もいると思います。麻は肌触りがガサガサしていて吸湿性もよく丈夫。洗濯はシワシワになりやすいためだらしなく見えないような工夫が必要。でも、子どもが麻を着ていたらオシャレに見えますよね。汗かきさんにもオススメ素材です。

アトピーの方の専門店もオススメ

クオーレ・アモーレ

アトピー 敏感肌専門の子供用Tシャツ・タートルネック・レギンス【クオーレ・アモーレ】
アトピー・敏感肌・乾燥肌のかゆみ対策に医師もすすめるBMK超低刺激コットン(臨床試験済み)の肌にやさしい子供用ウェア。綿100%縫い目が表のTシャツ・タートルネック・レギンス・ハーフパンツなど。安心の日本製。

こだわりの割に価格もそこまで高くなく、何枚か揃えてみたくなるショップです。綿100%を買おうとするとお安いものは、たいていMade in Chinaだったり、タイ、ベトナム、バングラデシュあたりの海外製のことが多いですが、こちらは日本製。名古屋の会社で大正2年、紳士肌着から始まって長い歴史のある会社が作ってます。

2020.8現在は、楽天・Amazonでは買えず、直営ショップでしか購入できないようなので、気になる方は検索してみてくださいね。

素材選びから自分でさせてみる

小さいお子さんはデザインや肌触りで選ぶ買い方でOKだと思います。大変だとは思いますが、何回かに一回は直接店舗で自分の目で確かめさせると自立の一歩につながります。

小学校高学年くらいからは、興味があるお子さんには素材を教えて一緒に買い物に行くと良いですね。

ハム太には、そろそろお金を渡してその範囲内で自分で選んで購入させようかと考えています。最初は靴下でもいいし♪

それから、海外製の良さもあるけど、それを価格の安さだけで選ばずに、国内産の良さも教えていけたら、と。何でも国産に!というわけではなくて、物により選ぶ・考えるということを身に着けてほしいなと思います。

それから、ファストファッションも楽しんでもOKだけど、その原料はどこで、どのように、どういう人、が作ってる?ということに想いを馳せられるヒトになったらなぁ〜と。

先述した、『綿』も場合によっては、奴隷の子どもたちが農薬を浴びて病気になりながら収穫していたり…。オーガニックコットンが普及すれば、そういう子どもたちを減らすこともできるかもしれないですね。

柔軟剤で肌触りを変えるのも有効

柔軟剤で刺激を抑えてあげると着られるようになる場合もあります。

ウチは現在、昔からあるノーマルのハミングを使っているのですが、以前はケアベールを使用していまして生地がトゥルントゥルンになるのでとても良かったのに製造中止なようですね。。高値にはなりますが、まだamazonや楽天には残っているようです。洋服の刺激が切実な方は試してみることをオススメします

(ただし、高い〜)

ケアベール 柔軟剤 本体 660ml

感覚過敏への思い

感覚過敏があると着られる服が少なかったり季節感のない格好になってしまったり…。

せっかく買ったのに『着ない!』といわれてイライラすることもあると思います。

しかし、感覚過敏は程度の差こそあるとはいえ、人なら皆多少はあることですよね。だから、親としては大げさに捉えるのではなく、工夫を楽しんでいけたら、と考えています。

現代はたくさんの素材が世の中にあるし、情報も山ほどネットに転がっている。あきらめないで代替案を試せるママが増えたら嬉しいです。

感覚過敏は治らない、といいます。ですが私は少なからず『慣らすこと』『和らげること』はできると信じています。

もちろん無理強いはしませんが、

⚫ちょっと試しに着てみて〜♪と言ったり

⚫敏感な部分の乾布摩擦、アロママッサージ

⚫ボールプールに連れて行く

⚫遊びながらボディタッチ

などをやっていました。治ってはいませんが、過敏さは6年ほどでだいぶ和らいだと感じています。私がラクになるためではなく、息子が生きやすくなるためにやっていたことですが、結果として子育てしやすくなるのは間違いないのです。

今はボディタッチなんか嫌がってやらせてくれないので(当たり前か・笑)やはり小さい頃からコツコツやってほしいと思います。

ASDの子どもを授かったことで、大変なことや泣いてしまう日もあるけれど、世界の色々なことに興味が出て、体験し、視野が拡がっています。

それでは、また〜♡

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