ガミガミ叱ってしまうのを止めたいママへ。将来に影響はない?

こんにちは。はまごです♬

先日、自分の欲しいものがあり買い物に珍しくついてきたハム太。お目当ての物がなく、先に帰るというので見送ったのですが…なんと、カギがなかった!とラインが…。慌てて帰ることになってしまいました(;´д`)トホホ…

さてさて、今日のテーマは

ガミガミ叱ってしまう、そして落ち込む。自己嫌悪になってしまうママへ 

です。

まずは、私もガミガミママだったんです(今もたまに発動!)なぜ少し落ち着いてきたのか、なぜガミガミしていたのか、ということを書いていきますね。

指示が通らなくてイライラしてしまう

発達障害や自閉症の子育てをしていて一番大変なのは指示が通らないことではないかと思います。

片付けをしてくれない

ご飯を食べない

お風呂になかなか入らない

外で静かにしてくれない

など。

これが毎日、一日中だったらイライラしないほうが不思議です…。

そんなわけで、考え方を変えました。

⚫叱ったら可哀想という概念を捨てる。

定型発達児でも『いけない』と言ったことを繰り返した場合には叱られますよね。だから『叱ることはいけないこと』という縛りをといてあげます。叱りたくない、と意識を働かせてるだけでOKです!

⚫指示したい内容の半分、ちょっとでも動いてくれたらイイ、と気持ちを切り替える

アレができたら、次はコレも!と言いたくなるところですが、コレはやったからまぁいっか!昨日はやったから今日はいいやという気持ちでいると叱らなくてもよくなってきます。

生きてるだけで丸儲け

生きてるだけで丸儲け、ご存じさんまさんの座右の銘で娘いまるさんの名前の由来にもなったといわれる言葉ですね。

叱りたくなったら、または夜に子どもの寝顔を見ながら…これを思い浮かべます。どんなにイライラする子どもでも亡くなるのはイヤだし、自分の手元から居なくなってしまったら悲しいです。。

叱らないようにしましょう、とはいうけれど本当にそれでよい?

発達障害や特に自閉症の子に対しては

叱らないようにしましょう

とよく聞きますよね。確かにパニックになりやすい子には刺激を与えないように、というのは理解できます。ハム太も強く叱ると2倍3倍になって歯向かってくることが多かったので。だから障害の度合いにもよりますが、

もし、将来社会に出る可能性があるのなら、徐々にそういう刺激にも慣れておいたほうがいいと思っています。仕事をしていると理不尽に叱られてしまうことってありますもんね…。

我が家の叱り事情と世間をみて思うこと

ハム太は叱ると歯向かってくる、と書きました。実は幼少時から指示が通らず癇癪泣きもしょっちゅうで叱ることが多かったのです。私達が特性を理解せず申し訳ないことをしたと思っています。

それで、ハム太は自分を守るために歯向かってくるようになってしまいました。もっと穏やかに接してあげれば良かったと本当に後悔ばかりです…。ですが、今となると年々我慢強くなってきたとも感じます。

ワッ!とパニックになって大声を出したり物に当たるときもあるけれど、冷静になるとハム太から『さっきはごめんなさい』と言うことが多くなってきたのです。

私の子育てが合ってるか間違ってるはわからないですが、基本的な社会のルールについては将来を見据えて教えてきました。

・病院や乗り物、図書館は静かにする

・お店の物を触らない

・食事のマナー

叱らない育児、何でもやらせてみる教育を実践されてる方で、たまに乗り物で騒いだりお店のものをいじっても何も言わない親御さんを見掛けますが、正直それは違うだろ〜!と思ったりします…。

たとえ自閉症で騒いでしまいがちだとしても、『いけません』と声を小さめに叱ることはできると思います。ウチのコは障害があるんだから、という態度ではせっかくの子どもの伸びシロが消え去ってしまいます。バツとサインを送ったりイラストを用いたり何かしら工夫をしてでもそれだけは叱る必要性があると考えています。

厳しすぎると言われて…

最近よくアダルトチルドレンや毒親育ちというワードを見聞きしませんか?機能不全の家庭で育つと自信が持てなかったり、親の育て方をそっくりそのまま我が子に同じ対応をしてしまい悩むママもいると思います。それって私もなんですよね〜。

私は母親が物心ついたときにはいませんでした。そして子どもがいない親戚が母親代わりをしてくれました。

親戚はきちんと私を育てなきゃ!と思ってくれたのだと思います。今はとても感謝していますが、当時は厳しすぎると思っていました。

こんな感じで母親像=厳しい、と刻み込まれたまま私もハム太の母に。

夫や義母から私の子育ては厳しすぎる、と言われ始めたのです。後に学校でも、とある先生に『家でゆっくりさせてあげたら』といわれることになります。

実際にゲームの時間を緩めたり、お風呂1日入らなくても死にはしないし…なんて感じでユルユルに変えていった結果。学校生活や家での態度が劇的ビフォーアフター(笑)並みによくなってきました。

親からの連鎖は周りの人のアドバイスをまずは一旦聞いてみることで断ち切れることもあります。

叱ってばかりだとマネしてしまうのでは

叱ってばかりいると気になるのは

子どもが友達にすぐ怒る子になってしまうんじゃないか

ということですよね。

たしかに、そういう傾向にあると思います(キッパリ)親の口調はやはりマネします…。

ハム太が小さいとき、アパート暮らしで隣人が子ども嫌いだったので気をつけていて、泣きわめくと『うるさいよ!』と言ってしまっていたのです。

そうしたら、それが注意する言葉だと覚えてしまったらしく何かイヤなことがあったときに『もぅ〜!うるさいよ!!』と言うようになってしまいました…。【静かにしてね】といえば良かったなぁ。

なので、叱ってばかりいては子どもにいい影響は与えないかもしれない、そのことを意識しているだけでも違うはずです。

グレちゃったらどうしよう…

上に書いた、怒りん坊になったら…の心配が飛び越えて叱りすぎてグレて不良になったら…

これは、叱ると認めてあげるのバランスが重要だとみています。ウチもまだこれから思春期が本格化してくるのでどう転ぶかわかりません。

しかし、叱りすぎたなぁ〜と思ったらちょっとした些細なことでいいので

『あなたを認めているよ』

『あなたがいて嬉しい』

という発言をしてみるとフォローというか帳尻が合うんじゃないかな、と感じています。

ご飯をたくさん食べた、でもいいし、無事に帰ってきたことを喜んで明るく『おかえり〜』というだけでもいいと思います。

自己嫌悪になるということは

毎日叱ってばかりで自己嫌悪になるということは、根底には子どもへの『愛情』が深いということだし、子どもの将来を気にしていたりするのだと思います。

自己嫌悪もしなくなってしまったら、それはもう虐待につながってしまいます。。私もあまりのイライラに施設に預けたい!と思ったこともあります。隣近所なりふり構わず金切り声で叱っていたことも。こんな母親である自分が嫌になって消えたいと思っていたり。

あるお母さんから、ハム太は感情的すぎる!といわれて私のせいだ…とかなり落ち込んだこともあります。

でも、寝顔をみたらやっぱり可愛くて『ごめんね』って思うし。愛情は消えてない。

だから、自己嫌悪になっちゃう自分自身もまるっと認めちゃうといいです。こんなに大変な子を育ててる自分エライ!と。

もし、愛情がなくなっているくらい追い詰められてしまったら、そのときは助けを求めてくださいね。

家族で楽しくふざけながら生きていく

私が叱るのが少なくなった一番の理由は、なにか注意することがあっても、ギャグっぽい返事をしているからです♪

お風呂に入らなかったら(このネタ多いな〜)

『えっ!ウソ〜!ハム太が大好きな〇〇さんに嫌がられちゃうかもよぉ。うわぁーもったいないなぁ。いやー、ほんと大変だわぁ』

と大げさに言ってみたり

何かごまかして終わったフリをしていたら

『こら〜!まだ終わってないやんかぁ♪』

なんて感じで、以前なら

『早く入りなさい!』しか言ってなかったところを面白く言ったり。そういうふうに対応していると不思議にいうことを聞いてくれる回数が増えてくるんですよね。それで、叱る回数が減ってきたのかも。お互いによい影響ですね。

それから夫がたまたま面白く注意したときに、後で

『さっきの注意の仕方良かったね〜♪ハム太素直に聞いてたね』

と言ってみると理不尽に叱ったりせず、オモシロ父さんになりつつあります。やること後回しにするとすぐ叱るけど(苦笑)世の中の理不尽さを教えてくれるのもたまにはいいです。

本当に叱らなきゃいけないことと、ちょっと言うこと聞かないけどスルーすること。

メリハリが本当〜に大事ですね!

何かヒントになれば嬉しいです!ではでは♡

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