給食が食べられなくても大丈夫!ASDの子が6年間で食べられるようになった秘訣

こんにちは。はまごです♬

小学校1年生はそろそろ給食が始まった頃ですよね。

ASDで偏食気味の子は多いと思います。

事前に小学校に連絡をしておいた場合は様子を見てもらえてるかと思うのですが、もし先生から連絡があった場合におそらく知識が浅い先生はとにかく

『食べない』

ことに注目してくると思います。

ですが!

我が子の経験からわかることは

食べ物がイヤなだけじゃない

ということなんです。

教室の雰囲気

ガチャガチャ食器の音だったり、友達や給食当番がバタバタ動く感じがイヤな子はいると思う校内放送も大音量でウルサイ…。

食べ物のニオイ

色々なニオイが混ざってツライ子も

時間が決まっていてペースが速い

小学校だと実質食べる時間は20分程度…

何をしたらよいか流れがわからない

息子は給食当番が途中から出来なくなりました。それとランチョンマットを用意したりもせず、廊下にいるだけ。

友達と話しながら食べるのがイヤ

ただでさえ食べるのが大変なのに『話しながら楽しく♪』ってムリ〜。

こういった、食べる作業以外のことがイヤで食べないケースもあることを先生に伝えていけるといいと思うし、もし『こうしたらいいかも』とアイデアが浮かんだら先生に言うだけ言ってみるといいと思います。しょっちゅう思いつくたびに言っていると先生も大変でしょうから

まとめて紙に書いて持参したり

連絡帳に書いたり(端的に短く)

がいいですね。

家庭ではどうか、家庭での様子、どのように工夫しているかを書いてみると先生も学校ではどのように支援していくかヒントが得られると思います。

もし、担任の先生があまり対応してくれない様子だったら…管理職の先生(校長・教頭。できれば教頭先生)や保健室の養護教諭、スクールカウンセラーでもいいです。ハム太のことについてはこういった先生方みんな巻き込んで相談していました。というか自然と色々な先生方にお世話になることになった、が正解かな。

一番最初に相談するのは担任の先生だけど、それだと意見や思考に偏りが出るのでなるべく色々な先生と関わるとよいと感じました。上手くいけば連携もとっていただけます。

それで、本題のなぜ給食が食べられるようになったか、ということなんですけど

食べさせようとしない

という真逆な母親としてはどうなんだ!というスタンスですが…(笑)

これが重要。正確には

『給食を』がつきます。

家庭内でも食べない子は多いですが、給食を食べない分おうちでフォローは必要になってきます。

と言っても頑張りすぎずに

少食で亡くなる子は日本にはほとんどいないと思うんですね(拒食症はまた別です)

ウチのコはコンサータというADHDのお薬を飲んでいた時期がありまして、その薬は副作用で食欲不振になることがあるんですが、ハム太はバッチリ副作用が出てしまい、なおかつお昼にちょうど薬の濃度が最高値になるので給食は  まっっっっったく食べない時期が続きました。

右➡3年生 一番食べなくてガリガリだった頃

左➡6年生 休校が続いてぽっちゃり。コンサータはもう飲んでないです。現在はこのときよりはまた輪郭がシャープに。150センチ40キロくらいで平均的だと思います。

なぜ写真を載せたかというとですね、

例え給食を食べなくても大丈夫、成長するよ!ということを伝えたかったからなんです。

厳密にいえば低身長などホルモン補充するために医療につながらないといけない子どももいます。そういうお子さんが身近にいるので簡単に誰でも彼でも言っているわけではないことは解ってもらえると嬉しいです。

そして、家での食事や栄養補給を楽しい雰囲気になるように、それすらも拒否するなら究極『孤食』『個食』になってもいいと思うし、好きなものを食べさせたっていいと思うんです。ウチもコンサータ服用中は医師から

『食べるものだけ食べさせて』

と言われて本当にそうやって育てました。  よくウチのコはお菓子で育ったようなもんよって聞きませんか?そんな感じです(笑)

ただ、ちょっと気をつけていたのは栄養面。

✔コンサータを休薬してる土日はなるべく工夫してご飯を食べさせる。ケチャップが好きでよく食べるからオムライスにして中を具だくさんに。好きな調味料があればそれメインの料理を。ドバっとかけても目をつぶる(笑)

✔土日や習い事で出かけるとなぜかコンビニとかキオスクで買いたがったんですよね。なので何でもいいから買う(グミとかでもOK〜)

写真は秋葉原のミルクスタンド。リタリコワンダーに通っていたとき。

✔コンサータでの食欲不振用に栄養ゼリーを買いだめしてあったので欲しがればあげる。

✔栄養療法の一貫でサプリやプロテインなどを色々摂取していた

こんな感じでサプリでもいいから栄養を少しでも摂れるといいですよね。上の写真(さくらんぼのもの)にもありますが亜鉛は味覚に関する部分に影響がある栄養で成長にも大事なもの。写真のは飴ですが薄い味なので濃い味がニガテな子におすすめですよ(量は気をつけて!摂りすぎはキケンな場合も)

それと、エンシュア・リキッドって耳にしたことがある方もいると思います。介護の経験があるとご存知かも。高カロリーな栄養リキッドでして医師の処方がないと基本は手に入らないものです。どうしても食べられず体重が減ってしまうようなら、まずは小児科に相談してほしいです。病気以外で成長期に体重が減ることは大変なことなので。

ハム太はコンサータで体重が2キロ減ってしまったので発達クリニックで相談したのですが、なぜか処方してもらえなかったので市販のメイバランスをたまに買ったりして飲んでいました。高いからたまに…です(笑)

まとめ

給食をまともに食べずに育った我が子ですが、無理強いはせずに工夫しながら何とか成長させてきました。学校で皆と同じようには給食を食べてくれないと心配だと思うし、せっかく作った料理を食べてくれないとイライラすることもあります(ありました)

それでも、食事時の環境を変えたり楽しく、とまでいかなくてもいいので苦痛少なく食べられるようにしてあげられたらいいな、と思います。

最後に以前載せたことあったかも?なハム太の小さい頃の写真を載せて終わりにしますね〜。

ご飯を食べてくれないので自宅の夕飯もお弁当箱に入れてあげたりしていた様子です。お弁当にすると食べてくれるかもしれないですよ♬

それでは、また♡

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