こんにちは、はまごです。
今日のお悩み解決は…
・母子登校はいつまで続く?
・先生や生徒からの視線がツライ
・他の生徒の迷惑になる?
・1日中、学校で疲れてきた…
結論
一番気になる『いつまで母子登校?』という疑問への結論ですが、経験上
学年が上がるごとに徐々に減ってくる
と思っています。そのためには休むのもOK!でも全く行かないは✘だと私は考えています。早退でもOK。少しでも『行った』実績を残すことが重要だと今になれば思います。
【体験談】息子ハム太と私の母子登校
①1年生のとき
2学期が始まってから行き渋りが始まり、無理やり連れて行っても下駄箱で暴れる日々が始まりました。担任を蹴り飛ばすので私も羽交い締めで止めるのですが、それを見た教頭先生が無理やり引きずっていき、
『お母さんがいつまでもいるから教室に行かない!』
と言われたので担任に『教頭を出てこさせないでほしい』と伝えました(今考えたらかなりモンペですよね…)でもパニック中の息子に叱りつけ腕を掴んで引きずっていくのが許せなかったのです。
2ヶ月ほどで行き渋りは一旦収まります。
同時期、学童で上級生にいじめられ自傷行為が始まってしまいました。最初の行き渋りは学校自体も嫌だったけど、放課後の学童がイヤだったのが原因だったのです。
すぐに辞めさせてあげたら良かったと後悔…。もし、お子さんが学童や放デイに行き渋ってる方がいたら違う方法がないか考えてあげてくださいね。
②5年生のとき
5年生になって担任の先生が変わり、急に教室に入れるように。ただ、やはり無理をしていたのか毎日通うのがツライと言いだします。
それに加え、他害の問題がありクレームも出てしまっていたので4年生でも短期間でやっていましたが、本格的に『母子登校』をすることになりました。
母子登校というより、『見張り』といったほうがシックリくるかもしれません。
私の仕事に合わせ、
・給食を食べて帰る日
・6時間目まで出る日
・休む日
を曜日ごとに決めていました。休むのは週に1〜2日くらい。
また、教育相談が月に2回あったのでその日は早退します。
そんな感じのルーティンが1年半ほど。
6年生は張り付く頻度を減らしていきました。何より思春期になり、ハム太から『見に来ないで』という要望があったので、その代わり
友達に手を出さないこと!
を約束させました。本人の成長や受験(ハム太が気に入った学校は行動観察と面接があり、学力より行動重視型だったため、素行が悪いと合格できないよ!と常々話していた)
母子登校って何をしてるの?
1年生のときと、5〜6年生の母子登校では全然違う1日になります。
1年生では
・朝泣きわめいて行き渋るので説得。ひどいときは無理やり引っ張りながら登校。
・学校の下駄箱で担任が待ち受ける。もしくはわめき声で出てきてくれる。
・暴れて先生を蹴る、叩くので止めに入る。
・落ち着いたら先生に連れて行かれる。仕事の時間でパニック中でもタイムアウトした時は仕方なく先生におまかせする。
5〜6年生
・体重的に無理やり引っ張って登校させることは不可能なので、休みたいと言った日は説得する。大体休みになってしまう。
・登校は一緒には行かなかった。1時間目が始まって少しした頃に教室に見に行く。
・教室に入れなかったり、何かの練習や苦手な科目のときは空き部屋で一緒に過ごす。課題をさせたいがやりたくないので逃げ出す。見つけに学校中をさまよう。とんでもない高さの所にぶら下がっていたことも!
・6時間ビッチリ監視していた頃は、給食時間と通級の時間になったらカフェに行って昼食をとり、休憩。授業中はずっと廊下に立っていました。地味にこれが一番キツかったですね…。こんなこと言っていいのかわからないですが、
とにかく暇!
なんですよね…
かといって子ども達は勉強しているし、先生達の手前、大っぴらにスマホをいじることは気が引ける…。学校の廊下って担任以外も通るし、教室移動も多いので気が抜けないのです。
なので、私が廊下でやっていたのは
・読書
・手帳を書く
・チラシやフリーペーパー、学校のプリントを持っていき読む
・バックの整理整頓
・お手洗いに行ってボーッとする(笑)
お手洗いに行ったとしても、子ども用なのでいつ、女子と出くわすかわからないので緊張していました。なんだか知らないオバサンが授業中にいたらイヤだろうし…。
他の生徒からの視線が…
授業参観じゃないのに他所のオバサンがしょっちゅういる。。
となれば、そりゃガン見します。
母子登校をしていてイヤなのはこの視線だったりもするのではないでしょうか。
実際に私も女の子達にコソコソ言われているのは感じ取ってイヤな気持ちになったこともあります。
ただ、しょっちゅう来ていると挨拶してくれる子も。私は、毎日のようにいたので高学年時には廊下にいても風景として扱われてました(笑)
視線を浴びるのは、もう仕方ないことと割り切るしかないです。対処法としては、
・担任じゃなくても明るく挨拶
・入校証の名前は太字で目立つように。ちょっとだけシールとかヒモ部分が可愛かったりすると子どもウケがよくなる。
・子ども達にはニッコリ会釈&服装や持ち物を褒めてみる
入校証は記名が薄すぎて初めの頃、先生に『誰だ?』と目を細めて見られていた経験からです。上記のことをやっていたら先生はおろか、事務員さんや管理栄養士さんとも立ち話できる間柄になれたのでオススメです。
なんでお母さんが来てるの?といわれたら
学年にもよりますが、子ども達から
『なんで〇〇のお母さん来てるの?』
と聞かれることがあると思います。
私は
『ハム太を見に来てるんだよ』
『いつもありがとね〜』
と返事していました。低学年の子だとシツコイ子もいると思うのですが、いつもありがとね、で交わすのも有りかと。
『ありがとう』は何にでも使えるので万能!逆に『いつも仲良くしてくれて』と言っちゃうと
『仲良くないよ!』なんて返されちゃうこともあるので多くを語らず、といった感じです。
あ、容姿をほめるのもやってました。
ある時からメガネをかけ始めた子に「似合ってるね!かっこいいじゃん!」と言ってみたり。
女の子は服装や文房具をほめると好印象!知らないおばさんからランクアップできます(笑)
他の生徒や先生の迷惑になる?
母子登校を始めると感じるのが
『迷惑なんじゃないか』
ということですよね。
これは、正直なところ
迷惑だと思います( ー`дー´)キリッ
先生だって授業中に保護者がいたら少しは意識してしまうだろうし、子ども達もチラチラ廊下を見てしまいます。申し訳ないな、とは思っていましたが我が家の場合は他害防止に見張りに行っていたのもあり、見に行かないことで逆に迷惑をかける可能性大!だったので母子登校を続けました。
母子登校していることでクレームはなかったのですが、保護者会や集まりのときにはなるべく保護者の方に話しておくようにしました。
そうしないと、子どもから保護者に伝わってしまうことであらぬ噂やひいきをしてるなど言われかねないからです。
大変だからツライなぁと思ったら
いつまで続くのか先が見えない毎日はツライものです…。
母子登校が辛くなってきてしまっていたら試してほしいことがいくつかあります。
①学校を休んでもいいです
小学校時代なら数日休んだところで問題はありません。ウチでもハム太が休みたいといって休んだ日は私の身体もメンタル的にもホッとしたりしていました。
ただ、クセにならないよう
『明日は必ず行くんだよ』
と約束してから休んでいました。
②合間に抜けて休憩の時間をつくる
6時間学校の廊下に立ってみるとわかりますが、
とにかく足腰がツライ!
冬は廊下が寒いのでカイロ必須です。
抜けられるタイミングは人それぞれですが、給食のときなどに近くのカフェに行ったり家が近ければ帰宅すると良いですね。
給食の時間に一緒にお弁当を食べる、ということも聞いたことがありますが、私はしていませんでした。子どもがどうしても望めば考えますが、
母子登校をするとしても、ずっとベッタリではなく、どこかで一線を置いたほうがいいと考えています
お子さんによっては『帰っちゃダメ!』『ずっといて!』という子もいると思います。母子登校し始めは子どもの希望どおりにしてあげてもいいですが、ずっと一緒にいても変化がみえないようなら
『用事をしないといけない』などといって少し外出してみましょう。もしくは、様子を見ながら早退を選択するのも方法です。
他人のチカラも借りよう
ママがひとりで母子登校を続けるのは心身共に疲れきってしまいますよね…。
そこで、他人のチカラを借りることや息抜きすることができると解決に近づくはずです。
具体的には…
母子登校といえど、ママだけ頑張らなくてもいいのです。パパが理解がない人だとしても一度、朝一緒に送ってもらって時間になったら会社に行ってもらうだけでも母子の困り度は理解できると思うのです。
学校のことは私がほぼ請け負っていましたが夫は仕事上、昼間に家にいるときがあるので学校でパニックになって暴れたときに迎えに行ってもらいました。そこで暴言を吐くハム太を見て『普通の子と違う』ことを理解してくれたと感じています。
中学年では、加配の申請が通り心理士を目指している学生さんがハム太の担当として来てくださいました。高学年でも仕事と母子登校の兼ね合いがキツくなってきたので申請をお願いしましたが、話が進まなかったので結局は私が毎日見守りに行きました。
見守りバイトも探していましたが、ハム太の他害やパニック、脱走がひどかったので学生さんには怪我のリスクもあり頼むことはできませんでした。ですが、他害や強いパニックがないタイプのお子さんであれば週一や数時間だけでもお願いできるかもしれませんね。
ベビーシッターで発達障害児を見てくれる人もいますし、心理士の大学院などにアルバイト募集してもよいか問い合わせてみるのも。
現状で母子登校により、生活に支障が出ているのであれば
学校を休む日をつくる
早退をする
ことで回避できることもあります。
私はハム太が学校を休むと『行かなきゃダメでしょ』という気持ちと一方で
良かった〜!今日は仕事だけでいいんだ!
学校からTELがきたり、他害の心配をしなくて済む!やったぁ!!
なんて思って精神的にホッとしたりしていたのです…。母子登校をすること、学校からTELがきたり、迷惑をかけてクラスメイトの保護者に謝罪することで心身ともに疲れ切っていたので、本来なら考えないような発想になっていました。
だから、母子登校で疲れてしまっているママには
休んだり、早退させてもいいよ!
ということを伝えたいのです。
昔からの常識である、
毎日学校に休まずに行く
を厳守して母子ともに潰れてしまうより
小学生ならこの先の中学校を見据えて
中学生なら高校生活を…
というように後での生活を頑張れるようにツライ環境から抜け出せないときは充電しながら時が経つのを待ってもいいと思っています。
今日もお読みくださってありがとうございました♡