マスク警察と日本の教育

こんにちは〜❣

コロナ第2波かっ!ってくらい東京では陽性者が増えてますね。

マスク暑い(´Д`)

しかし、マスクしてないと目線が痛い…。

最近では、マスクをしてないと急に怒られたり、電車の緊急停止ボタンを押されて駅員呼ばれるとか。

そんな風に注意してくる人を

マスク警察

と呼んでるようですね。

そうやって他人を指摘するヒトの心理と、日本の教育について関係があるのでは?と思っております。果ては、それをこれからの子ども達の育て方に活かせればいいナーっと。

何故、赤の他人に指摘するのか

赤の他人にいきなり説教されたらびっくりしちゃいますよね。何でいきなり知らない人に説教しちゃうのでしょうか。

●ただただ正義感いっぱいなので、注意してしまう。まさに警察!

●自分はマスクをしてるぞ!という優越感。でも、本当は自分に自信がないから注意してしまう。

●皆と違う人が許せない。

他にも色々心理的にタイプがあると思うんですが、主に上記のタイプが代表格かな。

これを日本の教育に当てはめると

ヒトは、生まれてきた時からの性格というものがあるし、家庭での接し方とか環境とか要因は沢山あるけれど、ここでは学校教育に焦点を当てていきますね。

現在の教育でも昔のやり方が残ってはいますが、特に昔。

今のお年寄りの年代〜子育て世代(私も)は正義感を植え付ける教育をしてこられたと思うんです。

道徳の授業なんか、

こういうことはいけません!

∠( ゚д゚)/

みたいな感じで教えられたり、教材ビデオを観たりしていませんでしたか?さわやか3組とか(懐かしいっ)

ああやって、こういうことはいけないと決めつけられて洗脳されると、

大多数と違ったことをやってるヒトがいた時に放っておくことができないんですね。

こんなことを書きながらも私自身、この傾向があるなぁ、と思っていて。だから、視野を拡げておこうと最近では、色々な方のTweetやインスタ、YouTubeなど観てフムフムとしていま〜す。

現代の道徳の授業は、息子のを見ている限り昔とは変わったようで本当に安心しているところ。

ディスカッション形式が多いみたいで、話し合いをしたり、他の人の意見を聞いたり。他の人の考えを聞くのはすごく重要。ハム太には、人を認めることが出来るヒトになってほしいと常々思っています。

ちょっと想像してみよう。自分が動いて状況を変えよう。

マスクの件に戻ると、

もしかしたらマスクをしていないのは理由があるかもしれないってことを考えられるヒトは人を認められるヒトかな。

もしかしたら、

マスクが手に入らないのかな?

喘息とか病気でマスクをすると苦しいのかも?

など、考えてみる。

感染したくなければ、自分が移動する(コレ大事!)

もう、責任を押し付ける時代じゃないと思うから。他人を責めていないで自分で自分を守ること。

強制感MAXの勉強、行事は止めよう

それから、普段の勉強でもやらなきゃいけないことはあると思うんだけど…。

学校から与えられた授業、ノート、プリント。決められた行事。何でも一斉に同じようにやる。できないと弾かれる。

テストの点数や内申での評価、運動会での勝ち負け。クラス対抗の音楽会などなど。

これらが、優越感を生み出して、他人を蹴落とすような性格を生み出すこともあるのでは?と思う。

もちろん、ライバルとか競争心をゼロにしろというわけではなく、悔しいって思って努力したり向上心になるのも大事だと思う。

それでも、自分の中で競うのもいいんじゃないかな〜。過去の自分と競う。半年前よりこんなに成長した!と考えたり。

つまりは、他人と比べるモノサシではなくて、自分で自分を見ようよ!と。

そうすれば、他人がマスクをしていなくとも注意してエッヘン!ということはなくなるんじゃないかな。

賞罰制度は何とかならんのかい

発達障害の訓練法でトークンというご褒美でよい行動を覚えさせる、というものがありまして、それは専門的なので否定はしませんが、

日本の教育は賞罰制度が多用されてる気が。

褒めるのは、いいのだけど一時的効果しかないこと。かえって褒められたくて行動をし、褒めてもらえなかったら動けない子どもになってしまう。

また、罰ばかり与えていると本質が分からないようになり、何で注意されているかわからないようになってしまうんですね。

ワタシ的には、テストに大っきく✗(バツ)と書くのも止めてほしいと思っている。間違えたところは何も付けなければいいんじゃないかな。直すんだし。

あ、あと給食!

コレやってる小学校多いと思う。

クラス全員残さず食べたら○○

ってやつ。

まさに息子の学校でもトークンみたく印をつけて、何日連続でできたかな?みたいなのをやっていて…。しかも学校のクラス対抗になっているようで、放送で発表されるみたいな。

ヤメレ!!!

まさに、社畜養成所なのかと思ったわ。だから、中学は公立に行かせたくない(私は、ですよ)小学校は色々な経験として、公立で良かった…のかな。

このやり方って、給食の量を食べられない少食の子や、のんびり屋さんにはキツイこと。しかも週5…。連帯責任を教えるってことだと思うけど。給食員の方への感謝もありますね。でも違う形で教えたら、って思う。

多様性を認めよう。発達障害の子どもの教育について。

そんなわけで、公立学校のことを悪く言い過ぎました…。

じゃ、何で公立小学校に行かせてるの?と聞かれたら、

こんなだったなんて知らなかった

としか言えないです。でもね、公立小学校ならでは、選抜されていないからこその色々なタイプのヒトと出会えるメリットはあります。ハム太もツラい思いを沢山しましたが、6年生になり、イヤなヒトとの付き合い方やスルー力がかなり身に付いたなって感じるんですよ♪

それと、公立学校を否定しているわけではなくて、日本の教育方法の昔からある部分は時代遅れだ…と思っています。ハム太の学校の先生や、通級やカウンセラーの先生たち…。めちゃくちゃ良くして下さってます。もう、卒業式には泣いてお礼を言ってまわると思う(笑)

最後に、ハム太みたいなASDなどの発達障害を抱えている子の教育について。

発達障害があっても、IQが高めだと親がいくら望んでも特別支援学級に入れないという現実があります。だから、公立小学校の普通級にこだわらず、フリースクールやサドベリースクールなど少人数で個を活かす教育をするのも選択肢としてあります。

何でこういうことを書くかというと、発達障害の子どもは定型発達の子どもに比べると、融通がきかないタイプの子が多いと思うし、素直に言われたことを鵜呑みにし、信じてしまう子も多いので、強制的な教育を行う学校だとマスク警察のように

コレは絶対にダメ!

という思想になりがちなんじゃないかな、と心配だから。そうすると、お子さん自身の人生がツラいものになってしまいます。

様々な教育が選べるイイ時代になっています。

親の見栄とかじゃなく、今、目の前にいる子どもの『現在と未来』を考えて教育していきたいですよね!

マジメちゃんには、ちょっとズルも教えちゃおう♪

もし、お子さんが正義感たっぷりで他人を注意しがちだったら、試して欲しいことがあるんです〜(^^)

お母さん(お父さん)が

ちょっとズルをするところを見せる

のです。

ちょっとのズル、がポイント。

例えば、ハム太とのこと。

低学年のとき、信号を守ることに固執していた時期がありました。それで、お友達にも注意しちゃう!みたいな。

私にも注意してくるので、最初は口頭で言い返していたけど変わらなかったので、青信号がチカチカしてからも

ほら、急げ〜〜〜!

と言って渡るようにしたんです。

最初は、ハム太、メッチャ怒りましたよ(^_^;)

でも、

いいじゃん!!渡れたし!

と言ってのけました。

まぁ、コレは安全に関わることなんで一例として見てくださいね!

あんなに信号に厳しかったハム太は、現在では、急げ〜っと言っても

何も言わないか、まったく〜!的な態度しかしないまでになっています。

あと、冗談をたくさん言って面白お母さん、お父さんになること。

最初は本当に怒ると思うんです、ふざけないでよ!って。

しかし!数年やりつづけると変わりますよ。逆におふざけな態度になってしまう副作用もありますが…。それでも、生真面目で他人を注意ばかりしているシャカリキな大人より、

ふざけてるけど、やる時はキチンとやるメリハリついた面白いオトナになって欲しくないですか?

私はハム太に面白いオトナになってほしい。ただし、人が傷つくことも最近になって言うので(私をオバサン、オバサン言う…)それは、ハッキリ毅然とした態度でイヤだ!と言う必要あり。

日々、抑えつけすぎない教育をしていきたいですね。それでは、今日も読んでくださってありがとうございました❣

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