こんにちは。はまごです♬
今日は月曜日。大人でもゆううつな気分な人も多いですよね。
子どもだから元気に学校に行く
は当たり前じゃない、そして二次障害の話も絡めていきたいと思います。
みなさんもこんな感じで緊張するときはありませんか?私は保護者会や行事で学校に行くときに学校の少し手前から心臓がドキドキして落ち着かなくなります。子どもも敏感な子は毎日こんなふうなのかな、これじゃツライよなぁ〜と思います。
親がむりやり学校に行かせるのはなぜ?
まず、私も無理やり学校に行かせていた親なので解るのですが、子どもが学校に行きしぶりをはじめると大体の親は焦ります。
このまま明日も行かなかったらどうしよう
2〜3日休んでしまったらずっと不登校になるのでは?
ここでの〜んびり構えていられる親御さんはごく少数ではないでしょうか。
それで、親の焦り(一次感情)から怒り(二次感情)がうまれて、なんとしてでも学校に行かせなきゃ!と叱ったり引っ張って無理やり連れていきます。
ウチもそんなふうに引っ張って無理やり連れて行っていた時期がありました…。でも、今になって考えてみると、無理やりを繰り返していたからツラさがあふれてトラブルをよく起こしていたのかなぁ、と思います。
つまり、親の焦り=世間体や身近な人からの視線や意見に耐えられない
から、子どもをどうにかしようとしているわけですね。このように書いてる私自身も人一倍、他人の視線が気になっていました。まだ完全に世間体を捨てきれてはいないですが、どちらかというと将来への焦り(ニートになっちゃうんじゃないだろうか)にシフトしてきました。
むりやりを続けていると二次障害が心配
お子さんを怒鳴りつけたり、引きずって学校に行かせ続けたとします。
それで上手く適応してくれれば良かったね、となります。ちょっと甘えたかっただけ、一時的にツライことがあった、などの場合はその後すんなり行くこともあります。しかし、おそらくほとんどの子どもはガマンを重ね続け、身体に支障が出てきます。
・チック
・頭痛、腹痛など痛みを訴える
・嘔吐
・自傷行為
など。また、家庭内暴力に発展することもあります。
もし、だらけたくて言い訳として上記のことを言っているように見えたら…とりあえず1日休ませてみて、『明日も具合悪かったら病院に行って検査してもらおうね』と言ってみてください。
検査ってちょっと響きが怖いから、仮病なら翌日はがんばっていくと思います。それで様子をみてみるとよいと思います。
不登校が続くなら環境を変える選択も必要
行きしぶりの段階で、連続ではないけどポコッポコッと休むようだったら、まだその環境で頑張れる可能性があります。ただし、子どもがツライと言ってきたり、体調面で異常をきたしているなら無理させないでください。
完全に不登校になってしまって、1ヶ月2ヶ月連続で休んでいる状態になったら、子ども本人の意思を聞いて環境を変えるという選択をしてもよいと思います。
小中学生だと、まだ義務教育なので基本的には現在通っている学校に在籍をしつつ、
⚫適応指導教室
⚫フリースクール
⚫サドベリースクール
この3つが主に環境を変える手段です。
そして、実現するのはハードですが、
⚫海外留学
という選択肢もあります。
私は、この中ならフリースクールが一番現実的で早く環境を変えてあげられる方法だと考えています。
そして、小6や中3のもうすぐ中学生、高校生の節目にいるお子さんであれば
中学受験、高校受験をする
ということで環境を変えることもできます。
小学生なら学校に行っていなくても、中学によっては当日の試験次第で入学できる学校もありますが、高校となると内申書がある関係上、休みの日数が多いと難しい学校が増えるので、よほど理解がある私立かフリースクールを選ぶことになります。
私としては、上記にあげた中ではフリースクールがいいと思っていて、我が家のハム太もフリースクールと私立中を受験予定であります。
なぜフリースクールなのか
どうして我が家がフリースクールを選択肢に入れているかというと、
公立小学校に5年半通ってみて、自閉症スペクトラム症のハム太には、右へならえ!的なことはキツイことがわかったから。対人関係も同年代に比べるとまだ未熟ですし、感覚過敏も段々と和らいできていますが、まだある場面ではひょっこりでてきます。
それを認めてもらえ、時間的にゆっくり行動しながら自己肯定感を下げないような学校。勉強よりも人間関係を少人数制で積み上げていける学校を探したら、フリースクールでした。ただ、ハム太が受験予定のところはフリー過ぎずにある程度生活指導はある学校です。
フリースクールだから良くて、適応指導教室だとダメなわけではないです。こればかりは場所でも違うし、相性は通ってみないと正直わからないものですよね。
サドベリースクールは、以前ハム太が教室に入れずにいて悩んでいたときに転校を考えて調べていたのですが、自発性を促す教育をしていて例えばタイムスケジュールは自分で決めたりします。魅力的な学校ではありますが、数が少ないのとまだ未知な部分があって日本では浸透していないですね。学費も高いところが多いですが、画一的な教育に疑問がある親御さんにはオススメしたいです。
⚫東京サドベリースクール
⚫NPO法人勇気づけ学園(休校中)
こちらは、アドラー心理学で有名な元公立小学校教育のご夫婦がなさっているフリースクール。実は、私は昨年の講演会に行ったことがありまして本もブログも読んで完全にファン化しているお方達です♡
この日の写真のどこかに私はいます(笑)
現役の小学校教諭の先生もチラホラきていらっしゃいまして、グルーピングで実際に教諭のママとお話させていただきました。
現在は、コロナの影響もあり休校中のようですがブログに通っている子の様子が載っているのでマメにチェックされてはいかがでしょうか。アドラー心理学を取り入れた国語塾もやっていらっしゃいます。
その子にあった環境は伸ばしてくれます
親の価値観を子どもに押し付けてしまう不安な気持ちは誰しもあると思います。(私もまだまだあります)
しかし、我が子はママの持ち物でも付属物でもありません。
が、よい環境を見つけだしてあげることはできます。なんでもやってみないと合っているかはわかりませんが、何回でもトライする気持ちは忘れずにいたいですね!
人は環境を変えると伸びたり、よいふうに変化するんだということを学校で知ることができたので、よい環境・その子に合った環境を用意してあげる大事さをブログで伝えていきたいと思っています。
まずは、子どもが学校を休みたいと言い出したら何かしら理由があるはずなので1日お休みしてゆっくりさせてあげてください。1日2日休んでも長い人生のうちのたった数日です。人生狂うこともありません。大丈夫ですヨ!
それでは、また〜♪