昨日は志村けんさんのニュースにびっくりしましたね。肺炎を患ったこともあり、肝臓の持病もあるそうで心配です…。
志村けんさんと言えば、子ども時代にドリフかな?シリアスなシーンがあって、志村さんがお父さん役で亡くなるシーンがあったんです。それを見て実父もいつか亡くなるのかと思って泣いてしまったんですが、痛いとか直接的なこと以外で感情が揺さぶられて泣いたのって、その志村さんの演技が初めてだったので30年以上経った現在でも想い出深いんですよねー。ふざけた表情も好きですが、真剣な志村さんのお顔も渋くてたまらないです。早く人工呼吸器が取れて回復に向かいますように…。
さて、志村さんの話で前置き長くなってしまいましたが…。(それ程ショック)
そろそろ、入学や進級を間近にして、自己紹介を考えて憂鬱になっている方もいるかと思います。
まず、前置きとして
学級が特別支援学級などの場合は、障害があることを皆が知っている状態なわけなので、
⚫どんな特性があるか
を説明すればOKだと思います。
問題は、普通級に入った(入ってる)場合。
クラスに2〜3人はアレッ?って特徴がある子がいるとは思うけど、大抵は障害について知識や理解がない保護者が大半です。
ここから先は、これを読んでくださる方の障害に対する思いとか、考えがあると思うので、私がハム太のためにしてきた事実を述べますね。だから、必ずしも書いてあるとおりにする必要はないです。参考になれば幸いです。
ハム太は普通級に通っています。私は、障害を隠す気はないけれど、あえておおっぴらにもしたくありません。ハム太の気持ちも1年生のときと、5年生のときでは変わるでしょうし、ちょくちょく障害(ハム太は自閉症スペクトラムだって解っています)について気持ちを聞きながら、調整しながらやってきました。
入学時の自己紹介はどうした?
入学のときは、困り感が出てくる前だったので、
名前+よろしくお願いします
で済ませました。
2年生からの対応は?
2年生からは少しずつ、4月に限らず夏の保護者会あたりで、担任の先生と打ち合わせをし、いいタイミングで
ハム家さんからお話があります
と振って頂いてました。
(注目されてメッチャ恥ずかしいけど)
メチャクチャあがり症なので、メモに書いてあることを読みます。
大体は、
◾まずは、いつもお世話になっている御礼の言葉。
◾発達障害やASDなど病名は言わない
◾お友達に手が出やすいこと
◾どんな時に手が出たりパニックになるか
◾手が出やすいことに対して家で対策していること
◾薬を服用中なこと
◾学校の先生や相談機関との連帯アピール
◾何かあったら些細なことでも連絡ほしいこと。連絡もらったほうが助かること
をお話していました。
病名は偏見が先立つ気がしたので、現在まで一切言っていません。薬について服用していると言えば、病名を言っているようなものだけど。薬については、コンサータで給食をほとんど食べれなくなっていたので、お友達に変に思われてもいけないし、何より親のエゴかもしれないけど、
ちゃんと対策してますッ!!!
って言いたかっただけかも。
病名と薬について発言するのは、本当によく考えてからがいいと思います。
先生とのアピールっていうのは、アピールって書くといやらしいけど、やっぱり我が子が迷惑かけているのに無関心な親は他の保護者は嫌だろうし、関心を持ってやっています、という説明だと思ってください。
ただし、普通級であまりにも特別扱いされてばかりだと、このアピールは逆効果になります(汗)先生と仲が良いから特別扱いされてる!となりますのでご注意を。
上手く説明したい!我が子がよいイメージになるには?
4月のクラス替えをしたばかりなら、軽めに特性だけお話するほうがいいかもしれません。4月が1年で一番出席率が高いので、なるべく沢山の保護者の方に説明ができます。特性だけだとマイナスイメージになりがちなら、マイブームを付け加えるといいですね。他の方の話す時間があるので、あくまでも長くならないように。
例えば
○○の母です。○○は耳が敏感で集団行動が苦手なので、ご迷惑をお掛けしていたら先生からでもいいので教えてください。
○○は今、マインクラフトにハマっています。よろしくお願いいたします。
というふうに、言っておくと○○くんはただの迷惑なクラスメイト、のイメージではなくちょっといい感じになりませんか?
その後に、もし同じ趣味の子がいれば
『ウチの子もマインクラフトが好きなんですよー♪』
と打ち解けやすくなります。
あえて、マインクラフトが好きです、
だけに留めておくのがポイント!
どんな機械でやってるのかな?PCかな?
1日の時間って決めてるのかしら?
など、話題を残しておくためです(笑)
私は、ママ友と呼べる人はいないんですが、このワザ?で、行事や茶話会時などは、なんとなく話がつながっています。
予防線の種まき
ウチは、他害があるタイプだったので、こうやって保護者会で説明することは、ある意味予防線を張っている感じで、かえって
障害だからって何?
って感じてる保護者の方もいると思ってます。
個人的に仲良くなったママに話して、偏見があって失敗したな、って思った事もあるし。
実際に、こうやってほぼ1年に1回は説明の時間をいただいても、そのときに欠席されていたりすると、クレームされることがあります(;_;)勿論、我が子が悪いときが多いので謝るしかできないのですが。
それでも、ひた隠しにしてなくて良かったな、と思うことが多いです。
クラスメイトは、大人並みに理解がある子ばかりで、同級生からはASDについてバカにされたことは一度もないです。過去の手出しについて言われることはあるし、残念ながら上級生からはあるんだけど、障害自体は認められてる。コレは本当にすごくって、教室に入れなくて給食だけ食べてても何も言われないし、一人だけ違う格好や早退が多くても優しく接してくれる。本当に感謝!
先生方がご指導してくださっていると思うけど、ご家庭でももしかしたら話してくださっているのかも。
まとめ
子どものためになるなら、黙っているもよし。ココまでは言っておこうもよし。だと思います。一番大事なのは、子どもには早めに障害について理解させる、気持ちを聞いて少しずつ公表していくことだとハム太の体験を通じて感じます。
意外と兄弟児に障害がある子がいる保護者もいますし、何より学校の先生は担任以外も理解者が一人でも多いほうがいいです。
次回は担任の先生にどう伝えるかを書きますね(^^)それでは!