コロナウィルスが蔓延してきましたね…。ハム太の学校も臨時休業になりました。
ま、かなり休みがちなハム太からしたら
ヤッター!おっしゃああぁぁーー
ヽ(`▽´)/ゲームゲームゲームゲームゲームゲーム
てな感じでしょうが…。ドリルでも買ってやってもらいましょーかね。
さてさて、今日は
放課後等デイサービスに通っていた時のお話。
以下、デイサービスをデイとします
通うきっかけは?
通わせたいな、と思ったきっかけは、ハム太の学校でのコミュニケーションが上手くいかず悩んでいたから。
その時は、指導員や他のお子さんと接するうちに色々学ぶかな、と期待していたわけです。
コンタクトを取る
家からは遠かったけど、送迎があるデイがあり、ホームページを観て、『色々やってくれそう!ワクワク♪』して電話を。面談を得て、曜日など決定します。ハム太も連れていき、指導員さんと遊んでもらって気に入った様子。
受給者証の手続きをする
ほとんどのデイでは、受給者証が必要になります。市役所や区役所などの障害福祉課などで手続きをして発行してもらいましょう。そうすることで、デイの使用料9割は自治体側の支払いになり、自己負担額は1割で済みます。(所得で上限があります)
障害福祉課の担当者に、デイと相談して決めた通所日数を伝え、申請が通ると利用日数が受給者証に載ります。この日数のことを【支給量】と言い、デイに通ってからでも途中で相談すれば増やすことも可能です。
ハム太の場合は、当時上限いっぱいの23日与えられていました。話が脱線しちゃうんですが、その時に福祉課の担当者から『愛の手帳も作ります?』って言われて、えっ!そんなに簡単に発行しちゃうの?とびっくり。申請時はウィスクで総合が結構高かったんで、多分通らないだろう、と判断し断ってしまったという…。かえって今なら通るかもしれないです。
話が逸れましたが、
Aデイサービスに週3日通い、Bデイサービスに週2日通う、というようなことも出来ます。
いざ、通い始めた
ハム太は、週2でスタートしました。平日は学校にお迎えに行ってもらい、自宅まで送ってもらう。土曜日は自宅に送り迎えってな感じ。
平日なんかは忙しくて、
15:30デイに到着
16:00おやつ、宿題、遊ぶ
17:00帰り始める
18:00帰宅
みたいなスケジュールで、あまり療育的なことをする時間はなかったです。指導員の先生もこの合間に連絡帳を書かなきゃいけないし、送迎もあるし。送迎って言ったって基本的には障害がある子どもたちを相手にしているから、ちょっとしたことで
今日は車にのらないもんね!ギャーギャー
的なトラブルがあったりして、時間がズレズレになったりして。そういうことからも遠くのデイに通う時は時間的なものは減ってしまうというデメリットがあると思いました。
ハム太は、車に乗らない!的なことはなかったのですが、
■学校にお迎えの際に、時間通り校門の外に出てこれず指導員の方を待たせる
■家にお迎えに来ていただいた時は、お腹が痛いと言い出す
■家のチャイムが故障して気が付かず待たせる(これは親が悪い)
とにかくお待たせしてばかりで、本当に申し訳なかったし、結局辞める原因の一つにもなったのですが、送迎というのは親には便利だけど子どもには大変であります…。
土曜日なんかには、大好きな電車(現在は鉄ちゃん卒業)に乗せてもらって、ハム太1人と指導員の先生2人のハーレム状態で(笑)遠くまで連れて行ってもらったことも。行き先を決めたり、切符を買ったり、色々と体験させて頂いて感謝感謝です。
なぜ辞めたのか
楽しく通っていましたが半年くらい経った頃、ハム太が
放課後、友達と遊びたい
と言い出しまして。
じゃ、土曜日だけにしよう!と途中で週1日に変更。
そのうち、土曜日も面倒くさいな〜となってきて先生を待たせたり、お迎えに来て頂いたのに『今日、やっぱり行かない』なんてすることが出てきたので雷落としたのです。
面倒くさいけど、行ってしまえば楽しい!
でも、それではデイにご迷惑がかかるし待機している切実なお子さんがいるかもしれない。それにハム太が大人になる上で、こんな風に『いつでも休んでいいよ〜』というヌルい環境が当たり前になっては困るし。
それから、私はデイに対して【療育】を望んでいたけれど、実態は【レスパイト】に近いデイだったのかなと思い始めてきたので、それならばもう少し療育メインのデイに変えたいという思いがあって。
レスパイトですが、
一時的中断、小休止という意味で、育児や介護、医療で使われる用語です。放課後デイで言うと、通所するお子さんの障害が重かったり、他の家族の介護や、兄弟の面倒が大変なので、預けることで面倒を見る(主にお母さんかな)方が身体的に休んだり、精神的にホッとすることができる、という意味です。
そんなわけで、1年ほど通って辞めて、懲りずに違うデイに見学に行ってみたりも。
そこは身体も動かせるような広くて明るいデイで指導員さんも専門的知識がありそうで気に入ったのだけど、やっぱりそういうところは人気なわけで、順番待ちで、なかなか空きが出ないとは聞いていたけど、実際にもう2年くらい経つけど連絡来ず…。
放課後等デイサービスの総評
1年ほど通って、すごく変化した点はないのですが日々、指導員の先生や他のお友達と関わることができたおかげで現在の少し落ち着いたハム太があるのかなぁ、と。
大人の人に頼れるようになったのはデイでの積み重ねが大きいかも。
発達障害やASDと言っても、その子どもそれぞれ違う特性があるし、一番よく解るのは『お母さん』(お父さん)だと思うので、口コミや新規のキレイさで選ぶのもアリだけど、見学に何ヶ所か行ったり、実際に入ってみて『違うな』と思ったら変えてみるのもいいかもしれません。
変化を嫌う子が多いASDの子にはコロコロ変えられないかもしれないけど、曜日を変えてみるとか(曜日で療育の課題や遊びが変わることもあるので)
連絡帳や送迎の際に指導員の先生に要望を伝えてみるのもいいですね。実際に私は連絡帳について、どんな療育をしているのか教えてほしい、と要望を出しました。
療育だけで考えれば、そもそも【放課後等デイサービス】にこだわらなくてもイイと思います。ハム太はデイも利用したけど、とにかくちょっとでも興味を持ったことを伸ばしてあげるように習い事をしてきました。習い事についてはまた後日書きます(^^)
ASDの子どもは、こだわりが強い子が多いけど、ASDの子育ては『親のこだわり』をなくして柔軟な考え方をするとラクになりますよ〜。
では、また!