今日は関東は雨ですねー。なんと明日は雪だとか。もう3月も終わりだと言うのに。
どちらにせよ、外出自粛ムードなので我が家も明日は籠る予定でお菓子を買ってきました(^o^)
先日、ハム太の歯医者に予約を入れていて、ただの検診やクリーニングだったら先延ばしにするのだけど、抜歯予定だったので行ってきました〜。
ハム太は、初めて乳歯が抜けた5年以上前から定期検診で通っていまして、あんなに怖がりで感覚過敏なヒトなのに歯医者はすんなり行ってくれます。
さすがに今回は乳歯の抜歯(2回目だけど前回は塗る麻酔)で、注射の麻酔をするかも?と言われていたので緊張していたみたい。結果、今回も塗る麻酔だけで抜歯できてセーフ!嬉し泣き?で笑いながら涙ぐむハム太でした。
今回お話したい結論を先に言っちゃいますが
感覚過敏がある子は、極力低年齢のうちから歯医者に慣らしましょう
感覚過敏が強すぎる子は、むりやり普通の歯医者に連れて行かない。障害専門歯科があります
ってこと。
歯医者に行き始めたきっかけ
ハム太は6歳のお誕生日頃からでした。
グラグラした歯がグレーに変色してきたのです。以下の条件で慌てて、探しました。
⚫小児歯科がある
⚫雰囲気が明るい
⚫ガチャガチャやお土産がもらえる
この条件に5年前の当時、当てはまったのが
キッズデンタル
こちらは習い事を近くでしていたため、通いたいと電話するも年末だったからか予約が取れず…。通院している子は0〜3歳まで歯磨きレッスンを受けられるとのこと(平日午前)
0歳から、とかなり早期から予防歯科を受けられるのは魅力的ですね!おうちで磨くと逃げ回る子も雰囲気が変わると磨けるようになるかも?
白金こどものはいしゃさん
初めてHPを見たときには
なんじゃこりゃ〜!こんな楽しげな歯医者見たことない!Σ(゚∀゚ノ)ノ
絶対ココだ!ココに連れて行く!!!
と思った位、明るくて恐怖感が吹っ飛びそうな可愛い歯医者。すでに他の歯医者で怖い思いをしたことのあるお子さんにはいいかもしれません。
こちらに通わなかったのは、自宅近くでいい歯医者が見つかったのが一番ですが、やはり遠いことと白金という土地柄、フッ素に料金がかかったり、唾液検査などお金がかかること。現在通っている歯医者ではお金支払ったこと一度もない…(笑)
現在通っている歯医者は、明るい雰囲気だけど、小児歯科専門ではなくて大人も通う場所。ガチャガチャがあるのが魅力♪近場でダメだったら白金に行こうと思っていたので、気に入ってくれて良かったです。
ちなみに現在は、ガチャガチャにも興味ナッシングで、『予約してあったら行くもの』的な感覚で2ヶ月に1回くらい通っています。
強い感覚過敏がある場合。無理やり普通の歯医者に行かないで。
触感の過敏さや恐怖心が強いタイプのお子さんに、
⚫家族が行ってるから
⚫近所だから
という理由だけで、我慢して通わせては可哀想ですよね。
治療で暴れて叱ったり、歯科医師に叱られたりしたら、歯医者に対してイヤな思いしか残らず、その後の人生で歯がボロボロなままになってしまうかもしれません。歯は見た目も勿論ですが、全身状態にも影響してしまいます。
前述した、明るくて子ども専門歯医者に行くのも手ですが、すでにお子さんの年齢が高くて慣らす時間もない、お口周りを触られるのがどうしても苦手、診察台に座っていられない、などがある場合には
障害者歯科
という専門の歯科があります。
◾器具に慣れさせてもらえる
◾絵カードで支援する
◾身体が動かないようにコントロールする
◾不安感が強い方には安定剤や点滴でリラックスさせてもらえる
◾全身麻酔下での治療
などを出来るのが障害者歯科です。
もし、普通の歯科で対応が厳しそうならば、紹介して頂けるか尋ねてみるとよいと思います。
ハム太は普通の歯医者に通えているのに、どうしてこのような記事を書いたかというとですね…
耳鼻科で苦労して、可哀想な目に合わせているからなんです。
耳鼻科の詳細はまた今度書くとして、感覚過敏さ故に恐怖感ばかり与え、医師を蹴り飛ばしてしまったり…(平謝りしたけど説教される、当たり前か)そんなわけで、当時は中耳炎を治したいし、特別な診療があるとは知らなかったので通い続けてしまったのです。
眠らせて治療(鼓膜切開)ができるって知っていたら、と後悔の念が強いのです。
だから、そんな方法もあるよって知ってほしくて書きました。実際にデパケンRを服用中の採血は眠る薬を飲んで行っていました(まあ、色々あったけど)
自己肯定感を下げないようにしよう
最後に、すごく伝えたかったのは、人生生きていくのに発達障害やASDを持った子どもでも我慢が必要なときもあるし、嫌なことをしなきゃいけない場面もあるけれど、やっぱり感覚過敏というのは、本人ではどうにもコントロールしづらいもの。だから、治療で普通の行動が出来なくて医師や看護士から叱られたり呆れられたり(ハム太はいっぱい経験済)して自信がなくなってしまうのが一番よくないと思っています。
矛盾するかもしれないですが、感覚過敏はどうしても何をしても改善されない場合もあれば、トレーニングや経験で少し改善される場合もあります。
口元の感覚過敏なら、無理しないように少し触る、圧をかける(嫌がらない程度に)なんて方法もあります。
ハム太も2〜3歳の頃にあんなにダメだった耳鼻科が、時を経て診察はできるようになりました。クリニックはハム太の希望で若い女医さんのところに変えました(笑)けして無理強いはしませんが、大きくなって色々な経験を積むと大丈夫になることも、あります。
ピッタリな正解は、そのお子さんによって違うし、親も間違えたり失敗したりしながら子育てするのでしょうけど、ASDの子に何か始めるときは、
明るい、暖かい雰囲気
を大事にして、何だか落ち着くな、続けたいな、という気持ちを大事にすると上手くいくような気がしています。