こんにちは。
先日の記事にオリジナリティが大事、と書いたんですが、今日はそのことへの想いを書こうと思います。
ハム太は、発達障害があるし、脳の構造上なのか、自分から自発的に動こうとはしないし、なにより
めんどくさい
が口ぐせです…。
だから、決まったことや他人から与えられたことをいつも渋々行っているのです。
実は、今日も説教タイムがあったのですが、長ったらしく私の学生時代のことなど話しすぎてしまって反省…。
これまでの当たり前を押しつけない
これからの世の中、私達親が育った時代の教育ややり方では、ハッキリ言って
通用しない人物になる
と考えています。
私達の子ども時代のように、
⚫学校に行くのは当たり前
⚫教科書が絶対に正しい
⚫親、先生の言うことは絶対だ!
という感覚でいると、AI社会にはそぐわない時代がすぐそこまで来ているのです。
先生の言うことは、もちろん逆らってばかりいたら困りますが、心の中では
ちょっと違うんじゃないかな?
と常々疑問を持つように、そして、自分の意見が言えるような芯のある人が必要とされるのです。
意見はハッキリ言えるようにしておきたい
まだまだ、ウチのハム太は
めんどくさい
どっちでもイイ
と言うことが多いのですが、
どっちでもイイ、と言ったら自分のことなのでハッキリどちらか決めるように、と言います。
日本人は他人に合わせたり、あいまいな返事が多いと言います。しかし、AIどころか優秀な外国人が労働者として日本にたくさん流れてきたら…。
あいまいでヤル気なく、コミュニケーション能力もない日本人と
ハッキリ意見を言い、サクサク仕事をする外国人なら
あなたが経営者ならどちらを選びますか?
発達障害でもどんなことができるか見極める。それには失敗もさせること。
ASDの子はコミュニケーションを上手く取ることが苦手な子が多いですよね。
だからこそ、その子の能力やどこまでのことができるか、得意なことを見極めて職業に繋がるように導いてあげなくては、と思います。
ハム太は、会社員よりも個人か少人数での仕事が合っていそう。自分で会社を興せればいいのだけど。
PCの技術やネットワークについて好きな様子なので、子どもだから、といって『まだ早い』とするのではなく、色々やってみるように言っています。タブレットを割と早くから使わせているので、失敗も多々あり、詐欺のメールがきて不安になって私のLINEにめっちゃ長文が来たこともあったなぁ…。
普通なら、最初からセキュリティを万全にしてから使わせるでしょうが、ウチも全くしてないわけではないんですよ。でも、詐欺メールがきてしまっても私にすぐ相談できたことや、詐欺を見抜く鑑識眼を鍛えられたことが良かった、と思ってしまう変な母親なのであります。
日本のダメ出し教育に負けない。その子の面白いところを突出させよう。
それから、やっと本題の
オリジナリティ
についてですが、発達障害の子どもの子育ては確かにメチャクチャ大変だけど、独特な発想に驚かせられたり、絵や工作の感性が良かったりすることはありませんか?
コミュニケーションのハンデはあるからこそ、このオリジナリティを大事に伸ばせると職業に繋がっていくのだと思います。
有名人でも、エジソンやモーツァルト、野球のイチロー、黒柳徹子など。
こういった方たちのお母さまは、常識にとらわれずにホームエデュケーションで勉強を教えたり、学校をその子に合うところに変えたりして伸ばしています。
そして、我が家のハム太は公立学校では合わせることが難しく、何とか週に2〜3回登校するような形にしている現状があります。
今までに周りの人たちに迷惑ばかりかけていますが、ハム太も悔しい、悲しい思いをしてばかりで学年が上がる毎に自信を失っている状態なので、もし学校に行きたくない!となれば、小学校のあと1年は家で何とかするつもり。
学校でオリジナリティを出し過ぎて
変だ!
と言われ、教室にも入れなくなってしまったハム太。
すっかり自信がなくなり、意見を発表することはおろか、低学年では書いていた文章も書かず、絵も書かなくなってしまったハム太を見ていて
学校って何なの?日本の教育って?
間違えたり、変わったアイデアを出すと、出る杭は打たれるがごとく攻撃される。
私はハム太の独特のセンスを伸ばしたい。(親バカで平凡な子なのかもしれないが)
だから、あまり日本人独特な常識にとらわれたくないと思っているのです。
そのために、きちんと躾やコミュニケーションに対して絶対的に間違っていることは注意するが、
面白い意見を話したら、メチャクチャ大笑いしてウケるようにしているのです。
家庭では、ハム太オリジナルを潰さないように。
好きなことに夢中になれる環境を整える
好きなことはなるべくやらせてあげる。これは皆さんやっておられる方が多いですかね。習い事は、ほとんどがハム太の希望で通い始め、習い終わりもハム太が決めます。特殊な習い事が多いので、徒歩圏内でできる習い事はまずありません…。電車に乗って1時間、なんてザラでしたが、そういうのが元々気にならない私。ハム太の能力を伸ばしたいほうが強いし、子育てしなかったら絶対に縁がなかった世界を体験できて楽しかったなぁ♪
もし、習い事をすぐ辞めたいと言ったとしても、それは合わなかった、好きになれなかった、多分続かないんだと思います。少しは続けるように声掛けしてもいいかもしれないですが、昔のように無理やり続けさせてもいい結果にはならないような。
入会金が勿体ないですけど、それも月謝、人生の体験代金だったと思って諦めましょう。あまりにもすぐ辞めたがる場合は、習い事にこだわらなくてもいいと思うし、年齢やお子さんの発達具合を見て、正直にお金がかかることを伝えるのもアリかもしれませんね。
私もハム太には経済的な話は、よくします。あまりにも習い事でダレて、先生の指示を無視し続けたときには、さすがに続けさせてあげられないかもしれない話や金額の話もこんこんとしたときがありました。それから少しは続けたけど、やっぱり潮時だったのかアッサリ辞めることになりました。大抵の習い事は1〜2年するとハム太が『次は○○やりたいから』と言って辞めて、すぐ違う習い事を始める感じです。
行きたいと行った場所を現実に叶えてあげる
それは、日本のイイところ、本物を知ってほしいことと、計画を企てられるようになってほしいのもあるし、自分の希望を実現させられるヒトになってほしいから。
最初は、社会が得意になってほしいな、っていう単純な考えでのこと。やっぱり実際に行った土地の場所や地域名は地図上で覚えてるし、ほとんどの場合、名物を食べるのでそういうことも自然に覚えてくれます。
ホンモノを体験する中で、見つかる発想もあるかもしれないですよね〜。
とにかく面白いオトナになってほしい!
これからも、変わった面白いヒトになるべく子育てしていきますよ〜。
ではまた〜(*^^*)