コロナウイルスの予防接種から考える感覚過敏の子の予防接種。

こんにちは。はまごです♬

先日から医療従事者のコロナウィルス予防接種が始まりましたね。インフルエンザのような毎年受けるようなものになるのだろうか、進展が見逃せないですね。

ところでハム太は、

注射が苦手中のニガテです…。

任意接種のものはほとんど受けていません。最後に受けた予防接種は小学校入学前に半強制的に受けたMR(麻しん風しん)だけ。受けないつもりでいたらハガキが来たので仕方なくという感じで。

それから採血。デパケンRという薬を服用していたため、血中濃度を測らなければならず鎮静剤を投与したり、まぁ大変でした。

感覚過敏の子が予防接種を受けるための工夫

我が子の体験を通して工夫できることといえば

⚫任意接種はメリットデメリットをみて接種しないという選択肢をもつ。

⚫子どもが安心できる明るい雰囲気のクリニックを選ぶ。優しい医師・看護師がいるなど。

⚫鎮静剤を使って眠らせている間に接種や採血をする。

⚫ペンレステープやエムラパッチという貼り薬を針を刺す部分に貼って痛覚を麻痺させる。

ハム太は、採血を一回は何とかできたのですが、その次から恐怖心が出てきてしまい完全にムリ！になってしまいました…。

なので、上に書いたペンレステープというテープを事前に貼って臨みますが、意識があるとダメだったのです。自費で高いのにー！！(涙)痛みに弱いだけの子なら試してみてほしいです。やり方は簡単！数時間前に貼って直前に剥がします。

もし、ペンレステープやエムラパッチが病院やクリニックで手に入らないようなら

ネットでオオサカ堂という個人輸入代行の有名なショップがあり、局所麻酔クリームが売っているので考えてみてはいかがでしょう。ウチも実は採血が定期的にある予定でペンレステープを薬局で取り寄せてもらったり、自費で1枚あたりが高かったこともあって購入予定でした。

こちらで購入してる方は美容のダーマペン(顔に微細な針を刺す)や脱毛の痛み緩和目的の方が多いです。

ラクサールクリーム通販｜解熱・鎮痛・麻酔(外用) | オオサカ堂

リドカインとプリロカインを有効成分とする外用局所麻酔薬。適用部位の神経を一時的に麻痺させ、痛みの伝達を遮断します。エムラクリーム(emlaCream)と同成分で安価な製品です。

鎮静剤は最終手段ですので、本当にどうしても必要な接種や採血のときのみになります。

我が子は採血で2回眠らせました。ラボナという強めの鎮静剤を採血の1時間前くらいに服用。遠方のクリニックに電車で通っていたので最寄り駅に着いたら、という感じ。段々とふら～っとしてきて意識がなくなるのが怖くなってしまったらしく泣き出してしまいました。

結局、2回とも寝るは寝るんですが針を刺した瞬間にムクって起き上がって失敗…。同じ発達クリニックで同じ方法をとった子は子ども自身が気に入って毎回眠らせていると聞き、うまくいけば恐怖を感じることなく成功体験を積ませてあげられると感じました。鎮静剤は呼吸抑制の可能性もあるので簡単にすすめることは私はしません。こういう方法もあるよ、という一例です。

生きている限り注射から逃げることはできない

予防接種は『しない』と親が決めれば注射をしないで大人になることもできます。

しかし、生きていればいつ何時、病気になったり事故に遭うかわからないですよね…。そんなときに『注射ができないので』と言っていては救える命も助からないかもしれないです。

子ども時代には親が守って『この子は感覚過敏なので』と説明してあげることができる。では大人になったら？子どものうちに自信をつけて少しでも注射ができるようになるか、自分でニガテなことを医師に説明し、代替案(ペンレステープや鎮静剤など使う)を自分から発していけるようにしておくのが重要だと思っています。

予防接種も多種多様に。常に情報アンテナを張っておこう。

毎年インフルエンザの予防接種で苦労してるママも多いと思います。インフルエンザでは点鼻薬で済むものが出ているんですよ〜。

どうしても注射ができない感覚過敏さんへ。インフルエンザの点鼻があるようですね。
メリット➡鼻・のどで抗体を作るのでウイルス侵入防止になる(注射は血液中に抗体を作るので侵入防止できず重症化防止)
デメリット➡高い(8500円程度)、未承認なので副作用救済措置が使えないhttps://t.co/3Q9TGA5eNZ

— はまご@ASD✘フリスク中学生 (@hamago_) January 5, 2021