こんにちは。はまごです♬
突然ですが、我が家ではハム太と私が【聴覚過敏】です。最近では私の敏感さのほうが際立っています…。
今日は、ハム太の聴覚過敏が和らぐためにしたことを書いていきますね。
聴覚過敏の状況
まず、ハム太がいつから聴覚過敏だったのか兆候が現れたのはいつか、ということですが
胎児の頃
です!!!
えっ?って感じですよね〜。いや本当なんです。
5〜6ヶ月くらいのときに隅田川花火大会がありまして夫と行きました。打ち上げ場所から割と近い場所だったのか大きな音がしていました。
ドーンッと花火が打ち上がった瞬間。
今までに感じたことがない大きな胎動と、いかにも『ビックリした!』って感じのビクつき具合だったんです。
『この子、おびえんぼうかもねぇ(笑)』と夫と笑ったのを覚えています。
そして、出産。
病院側から任意で聴力検査を奨められました。
あの花火大会のことをすっかり忘れて聴こえるのか心配だったので受けました。結果はバッチリ聴こえてるようでした。
赤ちゃん時代はすぐに目覚める子で、電車のホームや踏切待ちをしているとギャン泣きですごかったですが、まだ聴覚過敏とは感じていませんでした。
赤ちゃん時代の花火大会、4歳くらいになっても花火大会では写真のように耳を塞いでいました。指を突っ込んでますね(笑)
保育園時代は平日はザワザワしてイヤだったのでしょう。人数の少ない土曜日が一番好き♪とよく言っていました。
学校に入っても最初は言っていなかったのですが、3年生くらいになると教室のザワザワ感がイヤ!とハッキリ言うようになり、教室に入らなくなりました。教室の件は別の原因もありますが、担任の先生より【イヤーマフ】の使用はどうか?と提案があり、息子に話してみたのですが『したくない』とのこと。
行事で演奏会があると逃げて帰ってしまったこともあります…。
しかし、現在まで学校では何も対策はしていない状況ですが、教室に入れています。家ではこの後に書いていきますが色々対策していました。
家でやっていた対策の色々
家庭でやっていたのは
⚫ビタミンBを多量に摂る
⚫マグネシウム、ギャバを摂る
⚫食事とお風呂にぬちまーすを利用(マグネシウム摂取のため)
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ユーチューブで
⚫モーツァルトを聴かせる
⚫528ヘルツの音楽を寝てる間に聴かせる
⚫機嫌がいいときには、恋のマイアヒみたいなウルサめの曲をわざと流す
⚫砂嵐を聴かせる
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⚫映画館に行く
⚫子どもOKの演奏会に行った
⚫ミュージカルを観る
⚫サーキットに行く
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⚫目の学校で原始反射を取るトレーニング
などをしていました。
一時期、本当に悩んでいたときはトマティスというトレーニングを考えていました。高額だったので悩んでるうちに成長してしまった感じです。以下のHPは実際に行こうか迷っていた場所でわかりやすく説明が書いてあります。
聴覚過敏の薬はあるの?
聴覚過敏専用の薬というものはありませんが、いくつか対応する薬はあります。
メジャーな薬だと
・エビリファイ
・リスパダール
これは易刺激性を緩和する薬です。発達障害や自閉症の子には比較的よく処方される薬です。
それから漢方薬もあります。抑肝散は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ハム太はエビリファイ、リスパダール、抑肝散全て服用したことがあります。
そして、ハム太の聴覚過敏が一番ひどかった時期にはピーゼットシーという薬を少しの間使っていました。統合失調症の薬なので上記の薬のようにメジャーではないですし、あまり処方もされないとは思いますが、本当に悩んでいる方への情報として載せておきます。正直、あまり子ども向けではないとは思います。
耳栓やイヤーマフをしてみよう
お子さんが嫌がらなければ薬よりも先に物理的に遮る方法を試してみるのがいいと思います。
ハム太はイヤーマフは嫌がったのですが、耳栓は何種類もお試しして授業中も使っていたんですね。
耳栓というとスポンジ状のものを想像すると思うのですが、シリコンで出来ていて自分の耳の形に合わせられるものが売っています。
この写真のは実際にハム太が使っていた耳栓。
本来はスイミング用なのですが、カラフルでかわいいし、お手頃だったので選びました。柔らかい粘土のようで形を都度変えることができます。すぐ失くすから3つ入りでちょうどよかった…(汗)
最初は気持ち悪いみたいでイヤがりました。だけど、着けてみたら効果を感じたのか気に入って数ヶ月使ってました。ずっと保つものではないので買い替えは必要になります。
全く無音にはならないので、危険性も少ないかと思います。でも、もし使うなら『授業中だけ』とか『歩くときは使わない』など気をつけてくださいね〜。耳栓はイヤーマフよりもお試ししやすいと思います。
友達にからかわれそう。事前の対策が鍵
イヤーマフや耳栓は目立つので、からかわれるのでは?と心配になりますよね。
身につける前に必ず担任の先生に相談することが大事です。また、保護者会時には先生に時間をとってもらい保護者に向けて説明しておくとからかいの対象になりにくいです。
noteに保護者会で【実際に説明したときの文章】を載せてます。よろしければ参考にしてみてください。
うちの子はカラフルな耳栓をしていましたが、特にイジメやからかいはなかったようです。耳が敏感なことは保護者会で説明していたのもあるし、先生がきちんとしてくださったのだと思います。
もし、急いでイヤーマフなどをする必要がなければ、
・学年が上がるとき
・夏休み前
・冬休み前
・保護者会後
などのタイミングがよいのではないかと考えます。学年が上がるときは皆新しい気持ちなので『新しいこと』を受入れやすくなっています。
また、休み前というのは休み前にイヤーマフをしているのを見かけても、からかう間もなく休みに入って新学期もまた見かけると『慣れ』が出てきて見た子にとって『普通』になりやすいからです。
そして保護者会後は先述したように親御さんに説明がいっているのでからかわないように親から子へも話がついているからという理由です。
ママ自身ができる、からかい対策
出席率が全員ではないと思うので仕方ないですが、もし漏れなく伝えておきたいということでしたら先生にプリント配布をお願いするのも手かと思います。ただし多忙な先生にお手間を掛けすぎないよう、プリント作成や印刷はママがやるとよいと思います。
もし、読み聞かせを行っている学校であれば自作の紙芝居や高学年の子には写真を見せるなどしてママ自身でクラスメイトに説明を行うのも良いですね。妖怪ウォッチのカンチくんの話はご存知でしょうか。カンチくんのヘッドホンは実はイヤーマフだという話です。そういうキャラクターの話をすると子どもは喰いついてくれますよね♪
私も直接的な話ではないのですが一匹だけ皆と違う動物の絵本を読み聞かせしたことがあります。遠回しではありますが、皆と違う=息子、という意味合いで先生に許可を得てから読ませてもらいました。
またイヤーマフに貼ることができる可愛いステッカーも販売されているので利用してみるのもおすすめです。
我が家もイヤーマフデビュー?!
我が家ではイヤーマフを使ったことはないのですが、今年もサーキット場に行くので購入する予定です。昨年行ったときに『爆音すぎて疲れた』とハム太が言っていたので(^o^;
聴覚過敏が和らぐ方法があったら追記していきますね!
なにかお役に立てる情報があったら幸いです。では、また♡