今日は、
話をさえぎってしまうときはどうする?
について書いてみたいと思います。
健常児でも他人の話をぶったぎって入ってくるガンガン系の子はいますが、発達障害の子どもで特にADHDの子やASDの積極奇異型の子は話をさえぎって自分の話をしがちです。アスペルガーの子もそうですね。
ハム太は積極型ではないですが、ADHDの脳の忙しさやASDの理解の不足、アスペルガーの空気読みの弱さから、現在でも話の割り込みがあります。
低学年のときは本当にすごくて、電車が好きなとき、車が好きなとき、その時々の興味があることをこちらの都合お構いなしにしゃべりまくっていました…。
ただ、そのままだとお友達と会話するとか、社会に出て仕事をしたときに
何だコイツ…
ってことになりかねない…。大人になっても周りにいませんか?ずっと自分のことばかり話してしまうヒトが。
私自身の周りでいて、こうなったら大変だぁ〜とヒシヒシと感じたので、私なりにハム太には地道にトレーニングしてきました。現在も継続中〜でっす。
ステップ1:さえぎってきたら黙りこみ作戦!
話してる途中で違う話をしてきたら、黙ってしまいます。ウンもスンも言いません。始めのうちは、それでもしゃべりまくってるかもしれませんがガマン!
コレの目的は、違和感を感じることと、会話の合間を知ること。
現在では、夫婦の会話に割り込んでしまったときに『あっ!』『今はダメかぁ』と言って少し待つようになりました。
ステップ2:さえぎったことを意識させる
親御さんが無言になってもおしゃべりが続いていたり、もしくは、間合いがわかるようになってきたら、今度は
『ねぇ、今お母さんが話してるよ』
『先にお父さんが話し始めたから話し終わるまで聞いて』
と、話をさえぎっていることを意識させてみてください。話の終わりがどこまでかわからなくて困っている場合も多いので、そのときは
『はい、お母さんの話は終わったよ』
『○○ちゃん話していいよ』
と区切ってあげるとわかりやすいし、それを繰り返すと話の切れ目が解ってきて、話のさえぎりや割り込みが少なくなってくると思います。
とにかく話したくてたまらない子には
ステップ1、2も全然有効じゃないよ〜ってくらい、おしゃべりさんには一回全部話させてしまって満足させてから、
『お母さんの話少しだけ聞いて』
『電車の話、終わった?お父さんの仕事の話も聞いてよ』
などと少しずつ他人の話も聞かなきゃいけないんだ、ということを学んだほうがよく、最初から会話のキャッチボールをしないほうがいいかもしれません。
一朝一夕で習得できるものではないので、なるべく低年齢のうちから会話に意識づけをしてみることをオススメします。