こんにちは。はまごです♬
先日、久々に薬のことをツイートしました。
多動で授業中に立ち歩く、興味があったらすぐさまそちらに夢中になってしまったり、友達に手が出やすかったりすると悩んでしまいますね…。追い打ちをかけるように学校の先生から電話があったりするとツライ!ハム太は現在だいぶ落ち着いているのですが、低学年のときは全てありました(汗)
いくら注意をしても、叱っても全然改善されないと【お薬を飲んだら変わるかも】と考えてしまいがち。ウチが薬を服用することを決めたのは他害行動がひどく、今すぐ!なんとかしたい!!という思いからでした。コンサータを初めて飲ませる日はかなり緊張…。薬を貰ってから数日悩みに悩み込んだのを憶えています…。
二次障害が考えられるなら一時的に服薬を
結論からいうと、いくら工夫をしても学校生活の困り感が強い時期には薬を服用して二次障害を防ぐのがよいと私は考えます。
服薬は身体に負担をかけることは間違いないです。ですが【心に負担】をかけたまま学校に行くのは辛すぎますし、発達障害の子が一番大事にしなくてはいけない【自己肯定感】がゼロになってしまいます。我が子は低学年の頃から『自殺』という言葉を使っていて酷いときには家で暴れたり頭を打ち付けたりする自傷行為もありました…。
多動や他害は、いくら言い聞かせても衝動性が強いとどうにもならないときもありますよね。学年があがると落ち着いてくるとよくいいますがこればかりは個人差があるので、『落ち着いてきますよ』とは断言できないのですが。
ハム太も多動については徐々に落ち着いてきて(家ではドスドス歩いてるけど)他害も6年生になってようやく落ち着いてきた感じです。
なので、落ち着いてくるまで服薬するという方法でもいいし、サプリや栄養療法と併用するとか、療育や通級でトレーニングしながら服薬する。夏休みなどに休薬して様子をみながら減薬していくのがよいと思います。
やっぱり薬を飲ませるのはコワイ!それなら…
二次障害を防ぐのは大事だと理解はしていても、子どもに精神薬を飲ませるのは怖い!そう思うのは当然の感情なんです。ご主人や他の家族に反対されて困っているママもいると思います。もし、服薬はさせない・できない状況の場合は、
・学校に掛け合ってパニックなどを起こす環境にならないよう整える
・学校を休み休み行く、または完全に休む
・子どもに合った学校に転校する
のいずれかになります。
うちの子も高学年になってからは、服薬なしでたまに休みながら登校しています。
たとえば、人のザワザワとした音が刺激になりやすいなら、生徒数の少ないスクールに行ってみるとか。環境を変えることで服薬しなくて済むのならそれが一番望むことですね。
しかし、学校ではよくても家庭でも多動で外に出ていってしまって四六時中目が離せないとか、家庭内暴力でママが参ってしまっている…というケースでは、やはり服薬するのがベストだと感じます。
ただ、漫然と服薬するのではなく試す、プラスする
衝動性を抑える薬としては、コンサータを始めとしてインチュニブやストラテラ、エビリファイなどもあります。ハム太は以上の薬は全部試しました。現在は、ビバンセというコンサータと同じ中枢神経刺激薬も出ています。私は実母が精神薬で錯乱しているのを目の当たりにしていたため、基本的に薬は飲ませたくなかったので粉薬なんかはなるべく少量に処方してもらい、コンサータは何回も断薬のタイミングをはかっていました。
それから、服薬して問題行動が収まってきたら安心!だけではなく、服薬しつつも療育やSST(ソーシャルスキルトレーニング)、サプリや栄養療法を兼用していくことが大事だと考えます。
現実問題として、障害が重度で大人になってもずっと服薬し続けなければいけない子もいると思います。そういう場合に減薬減薬!と気軽に私は言えません。綺麗事ばかりで済む子育てじゃないと解っています。
ですが、子ども時代に服薬以外のこともプラスすることで未来が変わるなら後悔したくない、今やらなきゃ!と思います。これを読んでくださっている方にもそう思っていただけたら嬉しいのです。
薬について、まとめると我が家では
・低学年時は服薬が必要だった
・中学年からは服薬なしで学校を休みながら様子をみても良かったかもしれない
・高学年になると療育が功を奏し、様々な経験から落ち着きをみせるようになってきたので服薬は止めて良かった
となります。
服薬が必要なとき、必要なくなってくるときが参考になれば幸いです。それでは、また♡